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2009年8月の4件の記事

2009年8月17日 (月)

四十九日が過ぎて・・・

四十九日が過ぎるまで、こうちゃんは休みのたびに実家にほとんど戻っていました。

結婚式の会場と日取りは決めたものの、その日はまだお父さんの喪中であるため、
私自身は先送りしても構わないとこうちゃんには伝えてあった。

こうちゃんと、こうちゃんのお母さんと親族で話し合った結果、
私たちの結婚式は予定通り行うことになりました。

お互いの両親にこの先いつ何があるかもわからないし、
こうちゃんのお父さんも楽しみにされていたから、
10ヶ月ほど先でもあるし、このまま予定通り行おうということになったとのこと。


四十九日が過ぎ、結婚に向けて一番初めに私たちが始めたのは・・・


新居探し。


こうちゃんは今でも一人暮らしで、私の家まで片道車で1時間弱かかるので、
夏前には私の実家の方面で構わないので新居を見つけて引っ越したいと言われた。

なんてラッキーな話なんだ!

33年間、今まで一度も家を出たことがない私にとって、
両親も友達も全部あるこの土地に引き続き住んでいいなんて!

本当にありがとう。


そんなわけで新居探しが始まった。
条件は・・・

・実家に程近い。
・駅徒歩5分以内。
・新築。
・2LDK。
・家賃、駐車場、共益費込みで9万円以下。
・通勤40分以内。


そして最後に・・・


・乗換がしたい。


彼は鉄道が好きらしく、一本で通いたくないらしい。
私には全く持って理解不能な感覚ですが、
私の実家の近所で構わないと言ってくれているんだから、


そんなことくらいどーってことナイ。


最後の要求を除けば、割と贅沢な要求。
都内ではまず無理。


しかしながら、ここは東京ではありません(笑)


地方都市なので探せば見つかるのです。
それでも1件だけでしたが・・・。


ネットで見つけたので、早速不動産会社へ問い合わせて、契約。
結婚式場といい、新居といい、なんでもサクサク決めていく私たち。
本当にいいのかしら・・・??

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2009年8月 6日 (木)

突然の出来事

式場を決めた翌日。


いつもと変わらず年始初日でバタバタ仕事をしていると携帯が鳴った。
会社の外線をとっていた私はただ携帯を見つめていると、
着信はこうちゃんからだった。
内勤のこうちゃんは仕事中に電話はもちろん、メールすら送ってこない人だ。


・・・なにかあったの?


電話を切った私は慌てて留守電を聞いた。


「あ、俺・・・。親父が亡くなった・・・。今から実家に帰るから。」

くぐもった声でこうちゃんの声がそう言った。


一瞬理解できなかった。
もう一度留守電を聞いても同じ言葉が聞こえてきた。


年末に会って挨拶をしたお父さんが・・・亡くなった?


年始にこうちゃんが実家に帰った時、親父はヒナちゃんのこと気に入ってて普段あまり話さない親父と珍しく話が弾んだよって言ってたのに。
来週には、式場の報告を兼ねてご挨拶に行くと、日にちも決めていたのに。

死因は心筋梗塞でした。
元々不整脈があり、去年から医者にかかっていたけれど、最近症状が緩和されたから処方された薬を飲んでいなかったらしい。
医者や薬が嫌いな人だったとこうちゃんは言った。


告別式にはたくさんの人が訪れていました。
私の両親も参列し、こうちゃんのお母さんとの初顔合わせとなりました。

「気難しい主人が珍しくヒナコさんのことはとても気に入っていたんですよ。年明けに遊びに来てくれるのを楽しみにしていたのに、まさかこんなことになるなんて・・・。」


こうちゃんのお母さんは、気丈に振舞いながらそう言ってくださった。


「お父さんの命が自分たちの幸せの犠牲になったような気がしてならないの・・・。」


告別式の帰りの車の中、ポツリと母に向かってつぶやいた。

「こうちゃんのお父さんの心臓は、あなた達の式が決まるまで
きっと精一杯頑張ったんだよ。
本当は式まで頑張ってもらいたかったけれど、
でもね、こうちゃんからヒナコを紹介されて、
あなたのことを気に入ってくださって、
お父さんはきっと安心して逝かれたと思うよ。」


母の言葉に涙が止まらなかった。

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2009年8月 3日 (月)

式場めぐり

年末にお互いの両親への挨拶を済ませ、いよいよ結婚に向けて動き始めることになった私たち。
ゼクシィによると、12月が一年で一番結婚を決めるカップルが多く、1月の正月明けからは式場見学が一番多くなるらしい。
ただでさえ人気の高い秋挙式。


・・・急がないと結婚難民だ。


そんなわけで、年始早々実家から帰ってきた足でこうちゃんと1月2日から式場選び。
憧れていたゼクシィを生まれて初めて開いたのですが、これがまた死ぬほど分厚い。
二人黙々と口もきかずに付箋をベタ張り。

二人が会場の絞込んだ際の条件は・・・
・駅から近い
・70名が余裕で収容できる
・ガーデンパーティーができる
・独立チャペル



二人の付箋が一致した会場を5~6箇所絞込み、
1月3日から毎日連続で5件予約を入れる。


式場めぐりというより・・・まるで視察。



会場に着くと自分達が大物芸能人かと錯覚するほどのお出迎えと待遇。
過剰なほどの「おめでとうございます」の嵐にドン引きの私たち・・・。


こ、怖い・・・。
まるで海外のみやげ物売り場に足を踏み入れた時に感じるアレに近い・・・。



式場を決めるときは、あちこちめぐりまくって一月ぐらい悩んで決めるものだと思っていたけれど、結局2箇所目の会場で決めてしまった。
今までたくさんの式に出席してきたので、自分がやりたい結婚式のイメージがある程度出来上がっていた。

最終決定するときの条件は・・・
・スタッフの方の人柄
・実際の会場の雰囲気や広さ
・空いている時間と日にち



10ヶ月先のことなのに、もうかなり埋まっている状況。
やはり若い子は1~2年前から探して決めてしまうらしい。


そんなに早く決めてしまって万が一だめになったらどうするんだろう?
余計なお世話ではあるが、ついつい考えてしまった・・・。


決めた足で私の両親に日にちと会場を報告し、了解を得た。
報告を受けた父はこうちゃんに一言だけ言った。


「返品さえしないと約束してくれるなら、日にちも式場も何でも好きに決めていいからね。」


・・・セール品か?

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2009年8月 1日 (土)

両親への挨拶~コウちゃんの親~

ずいぶんと更新をサボっていてすみませんでした。
忙しさに負けてもうこのまま封鎖しようと思っていたときにコメントをいただき、
もう一度、あと少しがんばろうと思い、いまさらの更新に至りました。
半年のブランクを少しずつ埋めていこうと思います・・・。


ヒナコの両親への挨拶を無事に終え、次はコウちゃんの両親にご挨拶をする番だ。
ご両親と独身のお兄さんとが実家に住み、お姉さんは結婚してお子さんが二人いる

・・・らしい。

そこまでしか知らない。
カレからあまり家族の話を聞いたことがなかった。
一人暮しが長いから余計にそうなんだろうけど。


「コウちゃんのご家族ってどんな方たちなの?」

「ひなちゃんちと違って、うちは和やかにはならないと思うよ。先に謝っておくよ、ごめんね。」


「・・・え?何で??」

「親父、かなり変わってるから・・・。でも母さんは気さくでいい人だから安心してよ。」


「あ、う・・・ん。」

「失礼な態度をとられても気にしないで!」



いや、気にするだろ!!



とりあえず手土産の和菓子をデパチカで購入し、カレの家に。
ガチガチで玄関をあけると・・・

私以上にガチガチで出迎えてくれたコウちゃんのお父さんとお母さん。
34歳のカレが末っ子なだけあって、印象は田舎のおじいちゃんとおばあちゃん。


しかも・・・
お父さんはコウちゃんとそっくり(笑)



確かに口数は少ないけど、当初30分以内と言われてた滞在時間は3時間に。
和室に通され、正座していた私の両足は・・・
もう死んでなくなったかのように感覚ナシ。
足がしびれすぎて意識が遠くなってきた頃にカレがそろそろ帰ると切り出した。

「ゴハン、食べていけば?」
口数少なくあまり話さなかったお父さんが言ってくれた。

「こんなに長くなると思っていなかったし、とりあえず今日は帰るよ。」

「正月明けたらまた遊びにおいで、その時はゆっくりゴハン食べていきなさい。」



あんなに心配していたけれど、終始和やかな雰囲気ですごすことができた。
私たちが角をまがって姿が見えなくなるまで外に出て見送ってくれたコウちゃんのお父さんとお母さん。
結婚するということは、コウちゃんの両親は私にとっても家族になるということなんだなぁ。
今まで感じたことのないなんだかくすぐったい感覚が心に残った。


でも・・・


まさかこれがコウちゃんのお父さんと最初で最後の挨拶になるとは思っていなかった。

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