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2009年3月の3件の記事

2009年3月11日 (水)

両親への挨拶~ヒナコの親~

「式はいつ挙げようか?」


お互いの両親に挨拶に行く前に打ち合わせをすることになったのですが、
プロポーズが済んだだけで、それ以外は何も決めていなかった。
むしろ、式を挙げるかどうかすら、決めていなかった。
これが初めての話し合い。

「んー、逆にいつがいいの?」

そう、私はもう少しのんびりしてもいいとすら思っているので、先にカレに訪ねた。

「いい季節に挙げたいから、春か秋かなぁ・・・。」

「じゃあ、2009年の秋か、2010年の春。」

「2010年は遅いよ!じゃあ2009年の秋。」


と、いう感じで30秒で決定。


お互いの両親に各自報告を済ませ、まずは私の両親に会うことになった。
しかも、カレと買い物に出かけたら突然母から電話があり、

「年明けでいいかなーと思ったけど、やっぱり今日、来てよ。」


さすがB型の母。



結局カレはやや伸びた髪にデニムで手土産ナシという状態で我が家へやってきた。
緊張ながら自己紹介をしたカレに
「ま、とりあえずお寿司食べに行こうよ。」

運転手は・・・お酒の飲めないカレ。
そう、我が家は全員酒飲み一家。
ビール、ビール、ビール・・・緑茶。


「かんぱーい!」
4人がグラスと湯飲みを合わせた瞬間・・・


「ありがとうございまーす!!」

そう言って仕事の後の駆けつけ一杯の如く、ビールを一気に煽る母。

「何でもいいけど、返品だけは困るよ。」
何度も口にする父。

「よかったねぇ~、お姉ちゃんにお婿さん見つかって!」
母と一緒に抱き合ってはしゃぐ近所の寿司屋の女将。


親に挨拶といえば、定番の・・・


「お嬢さんを僕にください」



ですよね?
内心ちょっとワクワクしていた私のささやかな夢は


・・・儚く散った。


「ヒナちゃん、どんだけ両親に心配かけてたの!?
寿司屋の女将にまで心配かけて(笑)」



その日を境にちょっと上から目線のカレ。

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2009年3月 4日 (水)

サプライズ再び(後半)

クツは勘弁!


と、思ったら左手の薬指に冷たい金属の感触があり、思わず目を開けた。

「ま、まだ早い!」

「だ、だ、だ、だって指輪だし!!
っつーか、何、コレニセモノ?今日買った?」


「違うに決まってるだろ!!
ホンモノだし10月に買った!!それよりちょっと話をきいて!」

「・・・は、はい。」

「えっと・・・ヒナちゃんと付き合って9ヶ月過ぎて、いろんなとこ遊びに行ったり、旅行に行ったり、病気の看病してくれたり・・・・・・・・・・・・・・・・


(こんな時になんだが・・・話が長い。
でも指輪、どこのだろうか?
定番のソリティアってことは、なんとなくティファニーの予感。
でも、自分で選びたかったなぁ~。
でも、サプライズはちょっとうれしかったし、そう思ったらこれでよかったかな!
でも、サイズデカすぎ。何号?
でも、一人で買いに行ったのかなぁ~。勇気あるなぁ。
一人で買いに行った勇気と、私が気に入る物を選ぶ勇気・・・。)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・だから、僕と結婚してください。」


(し、しまった!!途中聞いてなかった・・・。)


「は、はい!」

「返事、即答だね(笑)」

「そりゃそうでしょ!結婚できない相手とは付き合わないよ。
そんなことより、こうちゃんに結婚願望があったなんて知らなかった・・・。」

「あったよ。気づかなかったの?」

「うん、全然。むしろないと思ってた。」

「まぁあまり出してなかったからね。ヒナちゃんは?」


「あるにはあったけど、あと1~2年このままでもいいかなと思ってた。」

「のんびりしてるなぁ~。そんなわけで、これからもよろしくね。」


「うん、こちらこそ。」



そしてイロイロ気になることがある・・・



「でもさ、指輪、ブカブカなんだけど~(笑)」

「シンデレラなら失格だよね。まぁサイズ直しできるから大丈夫だよ。」


「10月に買ったって言ってたよね。そのときから決めてたんだ。」

「うん、だから年内に旅行したかったんだよ。」


「どこの?いくらしたの?」


「内緒。」



(ウラをのぞくと・・・TIFFANY&CO.)



「何でレジ袋に入れてたの?」


「箱だとデカイからばれると思って・・・。」



思いがけないプロポーズは告白同様サプライズ。


でも・・・ゴメン。


プロポーズの言葉、長くて忘れた・・・。

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2009年3月 2日 (月)

サプライズ再び(前編)

9月某日。


「次の旅行はここに行こう!」
カレが楽しげに「東京ディズニーリゾート」と書かれたパンフレットを差し出してきた。

「泊まるなら絶対ミラコスタ!年内は仕事が忙しいから来年がいいな。」

「え~!11月か12月でなんとかして!そしたら予算オーバーだけどミラコスタでいいよ。」


そんなわけで12月初めにムリムリ有給とって夢の国ディズニーリゾート行きが決定しました。

「前はこのレストランだったから今回はココがいい!」

など、確実にモトカノと行ったであろうことが容易に推測できるようなコメントを交えながら、楽しそうに予定を立てていくカレ。


本当に・・・ヤツは失言王子だ。


しかし、初めて泊まったミラコスタは最高でした。
部屋から見る水上ショーは本当に素敵で、今回予算オーバーのために2ヶ月間強いられたデートの食事は自炊かセルフのうどんという貧乏デートの甲斐がありました。
みなさんも奮発してでもショーの見える部屋をお勧めします!

「一生これないかもしれないから、しっかり楽しんでね。」

「大丈夫。私が出世して稼ぐから。」


男女が逆転な会話をしながらも初日はディズニーシーを満喫。
二日目のランドもファストパスを持って朝から走り回り、くたくたになりながらあっという間に夜が来た。

「あーあ、夢の国は時間が経つのが早いね・・・。明日からまた激務が・・・。ダメダメ気を取り直してパレードの場所取りでもしよっか!」

「まぁまぁまだ焦らなくてもさ。ちょっとその辺座らない?」


シンデレラ城そばのベンチに座ったところで上ずった声で
「ヒナちゃんにガラスの靴を試してみたいんだけど、目を閉じて。」


(・・・???)



「靴は・・・脱ぐの?」


「い、いや、とりあえず目を閉じてもらえれば・・・。」

「・・・変なことしないでよ???」


「大丈夫だから~!!」



(ま、マサカ・・・「パカッ」とかいうアレ!?!?ヤダー!き、緊張!)



・・・シャカシャカ・・・シャカシャカシャカ・・・。



(ん?スーパーのレジ袋の音がする。)

(なに??)

(ま、マサカ・・・)



マジデクツデスカ?

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